Lyric

雨、降り頻るまで

覆い被せて着飾るの

明け方空雨模様だ

どっちつかずで

妙に目が覚めてしまったから

柄にもなく街に

繰り出そうとしてみたの

ふらり辿る

思い出した思い出なら

遠に記憶に成り下がったわ

濡れた足跡が消えれば

これで終わりなの？

答えの先に意味があるなら

空いたグラス越しに

あなたの日々に覚えていて欲しい

なんて素敵なエゴね

雨、塗りつぶすまで

洗い流して

どうしようもない嘘で固めたなら

何故？口癖でさえ

覆い被せて着飾るの

ほうけた視界に写る空は

どこか懐かしい気がしたの

拗らせたこれからの日々も

さよなら欠けた街よ

響き渡るベルの音は

行ったり来たりで

遅れて明日を告げるのでしょう

柄にもなく窓辺に

寄りかかって寝てみたの

ゆらり揺れるいつもの道

片道切符握りしめた手が少し痛む

濡れた足音が消えれば

これで終わりなの？

答えの先に意味があるなら

空いたグラス越しに

私の日々に生きていて欲しい

なんて素敵なエゴね

雨、塗りつぶすまで

洗い流して

どうしようもない嘘で固めたなら

何故？口癖でさえ

覆い被せて着飾るの

寝静まる街

ポツリ

はしゃぐ水溜りと夜

雨、降り頻るまで

振り回してくれ

大袈裟な嘘で誤魔化すから

何故？馬鹿なフリさえ

掻き消すほどの

後悔がいいの？

雨、塗り潰すまで

洗い流して

どうしようもない嘘で固めたなら

何故？口癖でさえ

覆い被せて着飾るの

雨？