

沈む夏の夕日の影に
線香花火を灯す
青く遠い
夕闇の空に
落ちた
頬杖をついて
夕日を眺めた
「少しだけ夜が
早くなったね」
空が高くなって
夏が終わっても
忘れないように
無くさないように
あなたが照らした
世界に花束を
忘れないように
溢れないように
あなたが零した涙を
窓辺の花を
摘んで束にして
あなたが眠る街に
出かけた
木漏れ日が刺した
森の小さな木で
静かにヒグラシが鳴いている
茜が深くなって
夏が終わっても
忘れないように
無くさないように
あなたが照らした
世界に花束を
忘れないように
溢れないように
あなたが零した涙を
空が高くなって
夏が終わっても
忘れないように
無くさないように
あなたが照らした
世界を
忘れないように
無くさないように
あなたが照らした
世界に花束を
忘れないように
溢れないように
あなたが零した涙を
- 作詞者
ひぐらし
- 作曲者
ひぐらし
- プロデューサー
ひぐらし
- ギター
ひぐらし
- ベースギター
ひぐらし
- ドラム
ひぐらし
- キーボード
ひぐらし
- ボーカル
ひぐらし

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