02のジャケット写真

歌詞

琥珀

小夜の聲

漠然とした後悔に後ろ髪を掴んで引き摺られ

生まれた轍の線は歪で

それでもなぞって追いかける人々に一つだけ

理由なんて捨てちまえ

時代時代に這う期待がその未来を次第に蝕んで

散々な目に遭ったんだ なんてSNSに投げつけて

満たしているつもりの自己愛も 一つ風吹いて飛んでいく

この世界で一つさえ 自由なんて見た事ねえ

時代時代に這う期待がその未来を次第に蝕んで

薄利多売の愛情を円盤に込めて回す音

整然と積み上がるノイズパッケージ

BGMになる他ねえぜ

隔離していた感情と 大罪を犯した衝動の

サルベージの是非を問う禅問答

愛の無い歌はもう要らない

生命線が躍りだして生まれる目に見えない軌跡の色

その記憶にありったけのメロディ乗せて

琥珀のように光れば私の 淡く香る恋心のような

夢でも延命になるかな

現状はどうだい 変わらず日の当たらない場所で嘆いているのかい

窓を叩く雨の音の中 君を呼ぶ声に気付くのは今

「前途多難」を脳内で「不可能なもの」へと変換して

たじろいだ爪先に響く輪廻 正攻法は遥か遠くへ

隔離していた感情も 大罪を犯した衝動も

サルベージの是非なら既に決して

価値の無い想いなど知らない

生命線が躍りだして生まれる目に見えない軌跡さえも

色褪せてく借り物の憂鬱

投げ捨てて描くのが 君が夢見たロックンロール

さよならいつか また会えたら

生まれた日から今日まで間違ってないこと

下手くそでも歌っているから 回る円盤の中で信じているから

淡く光る恋心のような夢でも 君を乗せて

淡く香る恋心のような夢でも 延命を続けて

  • 作詞

    庄子リョウ

  • 作曲

    庄子リョウ

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