歌詞

桜が舞い落ちる季節

電話が鳴り響いた

私はすぐに駆けつけたけれど

あなたはもう目を閉じてた

握った手は握り返してくれることもなく

ずっと言えなかったありがとうの気持ち

照れくさくて言葉にせずに

いつも反抗的で

早く素直になっていればよかった

今はただ泣いているよ

子供の頃によく遊んだ公園で

あなたが見守ってくれてたベンチに座って

あなたが私にしてくれたように

子供たちを見守っている

家の中は静まり返ってる

あなたの優しい声で

「おかえり」と聞こえてきそうだよ

いろんなところへ連れていってくれたね

春の桜 夏の海に 秋の旅行 冬の星空を見に

ちゃんと覚えてるよ

思い出すよ ふとした時に

思い出はまだ温かいままで

車の中には手付かずの荷物と

昨日付けのレシート

残された缶コーヒー

そのひとつひとつを片付けていくたびに

目の前がぼやけてく

涙が止まらない

嗚呼 時が戻せたらいいのに

ありがとうやごめんなさいを

あなたの目を見て伝えたい

嗚呼 時が戻ったらいいのに

私の頭を撫でて 抱きしめてよ