ゆらうフーガ (feat. ナースロボ_タイプt)のジャケット写真

歌詞

ゆらうフーガ (feat. ナースロボ_タイプt)

包丁ナイフカッターズ

からだはいずれ大陸になるのだろうか

知らない場所に 呪われた火山が影を纏っているのだろうか

鏡に会いに行くのだろうか 鏡色の恋人に

どこまでもをめざした

金塊の降る夜に我慢できる保証もないのに

形而上の引力の渦に引き伸ばされた魂が 疲れ切った皮膚を棄てている

憔悴はよく燃えるのだろう 輝く水飴色に

いつまでもをめざした

花くちゃなぼくの顔が地動説に乗って消えていった

そうか。そりゃそうだ。

しかしぼくは何千年の朝焼けに食べられていた?

死がバーカウンターで苦笑いするなら上等だ

ぼくらはフーガする

血しぶく転倒のコメディを腿肉に被せる

何も問題ではない残響するからだ

未来はフーガする

抽象崇拝があまりにも安寧を吸うのだ

滑稽ではない滑稽がすべてだからだ

ぼくらは時々フーガする

隅を見る瞬間の静寂をちょっとつまんだ為

涙が馳走になり霞空になることを厭わない馬鹿者の群れ

ひとときを注いで盃を囲み、笑う数だけ揺れる話を落とす

ぼくはフーガする時々ゆらう

ゆらっておちて、さけんでささる、

うごいてとんで、とがってくちる、

ゆらゆらそれになる

  • 作詞者

    HammingEgg

  • 作曲者

    包丁ナイフカッターズ

  • プロデューサー

    包丁ナイフカッターズ

  • ミキシングエンジニア

    包丁ナイフカッターズ

  • マスタリングエンジニア

    包丁ナイフカッターズ

  • ボーカル

    ナースロボ_タイプt

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    ゆらうフーガ (feat. ナースロボ_タイプt)

    包丁ナイフカッターズ

包丁ナイフカッターズ、新作ポエトリーリーディング。
規則から一歩はみ出した音、解釈を拒む言葉。
ビートの粒子が、無重力の空間を漂いながら、詩と交差する。
耳で聴く抽象画、あるいは声のインスタレーション。
「意味」ではなく「在り方」に触れるための数分間。

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