歌詞

幽寂月夜幻 私の瞳を奪いさる

淡く白き光は　羨望　心を刺す

永久に思える鳥籠の中で

鉄格子の外想いを馳せて

叶うことのない泡沫の夢

外に映る私と手を重ね

「扉の先には何があるのだろう？」

逆さの私にそう問いかける

幽寂月夜幻　私の瞳を奪い去る

淡く白き光は枯れた心を濡らす

宵闇十字の鎖　強がる想いが錆び付いて

諦念　望みの狭間　蕩揺夢幻

白い手を伸ばし見上げる闇夜

虚空を掴んで独り呟く

「私にあの空は大きすぎて」

紅い瞳に一粒の涙

諦めきれない　付き纏う孤独

不思議な世界に誰か連れ出して！

7つの輝石の調　月灯りが奏でる音は

慟哭この羽根照らし冷めた心を揺らす

宵闇十字の鎖　強がる想いで軋み出す

迷い迷う気持ちは　迷宮続く扉

硝子映る横顔　潤んだ瞳が呼びかける

迷い迷う気持ちは　永久恋幻

幽寂月夜幻　私の瞳を奪い去る

淡く白き光は枯れた心を濡らす

宵闇十字の鎖　強がる想いが錆び付いて

諦念　望みの狭間　蕩揺夢幻