歌詞

溺れてしまった海月の子

流れるまま　漂うまま

遥か遠くの海へ　連れてっておくれ

波に呑まれた海月の子

息ができない　叫びも届かない

どんなに涙　流しても

海に溶けて消えてゆく

忘れてしまった海月の子

どこから来たのかなんて　捨てて逃げた

そして孤独になった

海月の子は　小さくて見過ごしそうで

ヒビが入り始めても

誰も彼も目を留めない

小さな胸に　そっと耳を澄ませながら

飲み込んだ声を掬い上げるの

もう眠たいよ　動けないよ

帰りたいよ　帰る場所はないけれど

愛してほしいんだよ

見捨てないでよ

海月の子は　小さくて壊れてしまいそう

ヒビが入り始めても

海月自身も目を留めない

小さな胸を

そっと抱き締めてあげたいけど

温かな声も

冷たく突き放すことも

遠く離れていても

あなたへの愛を　日々確かめるの

私を想っていてよ

私を想っていてよ

君を想っているよ