歌詞

あなたには泣くべき理由が あるんだろうけど

ひとかけらも思いあたらないから 言葉だって出てこない

どれくらい経ったのだろう 眠ったみたいだね

今夜はどんな夢を見るのかな 出来れば優しい色の世界で

ああ あと少しだけ 勇気があれば あなたの夢の中まで

ナイトになって剣を片手に 今夜も守りに行くのに・・・

扉の向こうの寝息を潤すように ただギターをつま弾いた

あなたの見る夢に 僕はいなくても

せめてバックミュージックでいたくて

飲みかけの赤いワインが グラス越しにね

黙ったままぼくを見つめている ジョークさえも浮かばない

どれくらい経ったのだろう 起きてきたあなたが

僕の背中に寄りかかってきて またうとうと眠りに落ちた

ああ 今度はきっと 勇気を出して あなたの夢の中へ

流れているメロディーを片手に 静かに寄り添いたい・・・

背中越しの寝息を潤すよう ただ旋律をなぞった

あなたが見る夢を つつむ風景の

ようなバックミュージックでいたくて