Fruits Front Cover

Lyric

Fruits

Poruyama

夜中の果物は

胸に貼りつく甘さが

羽にまとわるちりのよう

からっぽの身体を回ってる

つめたい床耳をあて

眠りこんだ朝日は

夕べの夢とおんなじの

乱雑な部屋を照らしてる

外はもう夏

淀む水は季節を更新する

まどうこともなく、君の身体を

少し溶かしてしまう夏

最初に生まれてから

何度も繰り返す熱が

昼をいろどる蜃気楼

ゆらゆらときらめいて街を沈めた

いつかさわりたかった

私だけが知ってる街の

秘密の鍵はいつのまに

深夜のプールの底で風化した

風は網膜

碧い視界は現実と交信する

ひるがえす波は泡をつくって

忘れたことばを教える

外はもう夏

淀む水は季節を更新する

まどうこともなく、君の身体を

少し溶かしてしまう夏

すこし壊してしまう夏

  • Lyricist

    Saaya Nagashima

  • Composer

    Saaya Nagashima

  • Producer

    Jumpei Asai

Fruits Front Cover

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    Fruits

    Poruyama

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