マリアンヌ・フェイスフルのジャケット写真

マリアンヌ・フェイスフル

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スウィンギン・ロンドンのアイコン、マリアンヌ・フェイスフルの1965年に発表した2作品をコンパイル。

1965年、スウィンギン・ロンドンの輝きの中で登場し、透明感ある歌声と憂いを帯びたまなざしで時代のアイコンとなったマリアンヌ・フェイスフル。ポップな名曲を収めた『Marianne Faithfull』と、フォークの温もりが沁みる『Go Away from My World』、初期2作を1枚に収録。マイク・リーダーの繊細なアレンジとデヴィッド・ベイリーの印象的なジャケットとともに、若き日の声と感性が鮮やかによみがえる。

『Marianne Faithfull』は、プロデューサーのマイク・リーダーとアレンジャーのデヴィッド・ウィタカー、ジョン・マークらが手掛けた洗練されたポップス集。デッカ・スタジオやランズダウン・スタジオで録音され、ピーター・ヒッチコック、ガス・ダッジョンといった腕利きエンジニアの技術が、透明感のある歌声を際立たせています。ジャケットはデヴィッド・ベイリーとジェレッド・マンコウィッツが撮影し、時代の空気を封じ込めました。

一方『Go Away from My World』は、アコースティック・ギターを基調にした温かいサウンドが魅力。伝統的なフォーク・ソングから、ソフトロック寄りのオリジナルまで幅広い選曲が並びます。アメリカ市場を意識した構成で、同時代の英国フォーク・シーンの香りを感じさせます。

本作では、この2枚をまるごと収録した贅沢な内容。当時の音と空気感をそのままに、若き日のマリアンヌが放った輝きを現代に届けます。ポップとフォーク、2つの魅力が響き合う60年代の貴重な記録です。

アーティスト情報

オールデイズ・レコード