人魚の骨のジャケット写真

歌詞

空になれ

貝と蜃気楼

マリンスノーって知ってる?

いつか雪になって降る僕の手は

君にはもう触れられないのかな

不敵な君はね

いつか星になってきらきら光って

きっとここからじゃ見えない

風流れ置いてかないで

僕が零すたびに

真珠の一粒呑み込んで

そう言ったってしょうがないなんて

君が笑うような

欠片も喉につかえて

もう逃げ出したい息ができない

冷たい身体を裂いて

耐えられないし吐き出したい

量産型の孤独に酔う

換えられない言葉はいらない

歌えなくていいさ僕はもう

燃え尽きて落ちてしまえたなら

水影

ひかり泳ぐ

夜空色

青い青い血の色まで

塗り潰して

どこにも行けやしないって

君が笑うたびに

言葉も剥がれて落ちていく

きれいだねって青ひとつ

君が拾うたびに

嫌いになっていくんだ

もう逃げ出したい息ができない

冷たい身体を裂いて

耐えられないし吐き出したい

量産型の孤独に酔う

消えちまいたい作り変えたい

残らなくていいさ僕はそう

君になりたい

きっとやめらない終われはしない

この血を流したって

愛せはしない君になれない

それでも行かせてよ

消えちまいたい作り変えたい

つまらないこんな僕はそう

醒めるまで続いていくんだ

いっそそれなら空になれ

  • 作詞

    小宵

  • 作曲

    貝と蜃気楼

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アーティスト情報

  • 貝と蜃気楼

    耳を劈く轟音に物語性の高いリリックを乗せて鳴らすオルタナティヴ・ヘヴィ・ロックバンド。そのサウンドはスラッジコア、ブラックメタル、ハードコアパンク、シューゲイザー、USインディーなど様々な音が渾然一体となった唯一無二のものだ。メンバーは、小宵(Vo)、KYOTOU O-EⒶST SHIBUYⒶ(Gt)、ヨシキ(Gt)、MiNT(Ba)、634(Drs)の5人組。その内、小宵とKYOTOU O-EⒶST SHIBUYⒶの2名がVtuberという異色の構成だ。2022年4月に1st EP『人魚の骨』、同年10月に1st Album『七日目の街』をリリースし、また2022年5月にはおやすみホログラム主催のライブ「打奏驚蛇」に出演、同年12月にはレコ発ライブ「七日目のパレード」を主催するなど、ステージパフォーマンスにも力を入れており、破壊的な演奏が評価されている。最近ではASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文がホストのpodcast AVMTのVOL.36にて1st Album 所収「安息日」が週のプレイリストに選曲されるなど、その存在感はあらゆる音楽シーンにおいて日々いや増しつつあり、今後も決して目が離せない。

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