歌詞

あなたのくちびる　不意に触れて

わたしの心に　火をつけた

赤いルージュさえ　溶けてゆくの

罪の香りを　残したままで

「ルージュが付くよ」と　笑って逃げても

すぐにまた　引き戻される

落ち着けない心は　あなたに囚われて

構わないよと　囁く声

「俺が消すから」と　甘く奪う

だめよ　だめなの　わかってるのに

わたしにはもう　好い人がいるのに

会わないつもりで　夜を越えても

気づけば番号を　押している

寂しさ紛らす　その響きに

心の隙間が　満たされてゆく

「都合のいい女（ひと）」　自嘲するように

それでも笑う　その瞳は

なぜか私を　離さないのよ

構わないよと　軽く言うけど

「気が向いたなら」と　甘く誘う

だめよ　だめなの　わかってるのに

わたしにはもう　好い人がいるのに

それでも逢っては　くちびる重ね

また罪を増やしてゆくの

あなたはピンクの　口紅好きで

私を　逃がさないのね

構わないよと　囁く声

「俺が取るから」と　強く抱く

だめよ　だめなの　わかってるのに

わたしにはもう　好い人がいるのに