焼けてく空を、窓から眺めていた。
夕方のチャイムが、
風に乗ってきた。
♪
幸せな記憶ばかり、
どんどん消えてゆくが。
もし君が見ているのなら、
僕はいつでも、迎えにゆくさ。
一度でも、気に入ってくれた君へ。
どうか、晴れますように。
焼けてく空を、窓から眺めていた。
忘れないさ、約束した事。
蓋を閉めた、
辛い思い出すらも。
良かったと言えたのなら、
幸せだろう。
♪
路地裏、横切る猫を。
見ると、思い出すけど。
皆には内緒にしたんだね。
自分の為に、隠し通した。
いつかまた会えると、
誤魔化してる。
不甲斐なくて、ごめんよ。
焼けてく空が、窓を赤く照らした。
次に会えた時には、僕はね
もっと、もっと、上手く笑える様に
成長してゆくから。
君もそうだろう?
なにも成し遂げずに、
とやかく言うのは、簡単でしょう。
「大切」を壊されたことはあるかな
僕は何度もあるから。
明けてく空が、淡い記憶たちを
蔑ろにしてはいけないと言う。
後悔も、将来も、
君がそこに居た事を、
唯一証明する、傷跡だろう。
いつも通り変わらない日々で、
今となっては分からないが、
幸せだろう。
♪
- Lyricist
Nejimaki
- Composer
Nejimaki
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Nejimaki