四葩のジャケット写真

歌詞

布都

ThickFog

砂埃で煙る向こうに きれいなものはどれだけあるかな

踏まれた今朝の新聞の記事 また似た様な事件の報せで

せめて僕は、と君をいだくけど これもエゴでしかないのかもしれない

コンビニで入れた小銭の募金は まるで僕の罪悪感の具象化(かたち)

口唇に血が滲んでいる 人は泣けるなら、まだ…

すべて瓦礫になったら 渇きをどう潤せばいい?

誰かの成功が許せない人も 母の子殺しは憤怒するんだ

正義も歪んだ世界だけど 甘粕みたいな愛 目っけたいよ

振りかざす勇気なんてないけど この柄を握り

よどんだ瞳の行き交う街で 今日も呼吸(いき)をする

君の成功が許せない僕に 平和を説く資格はないよ

それでも僕も聖母(ママ)の乳房に 愛を求める同じ人類(ヒト)さ

振りかざす勇気なんてないけど この柄を握り

絶望ばかりが歌われる街で 今日も生きてゆく

  • 作詞

    桃胡 雪

  • 作曲

    ZAKI

四葩のジャケット写真

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日本の文化を世界に届ける、「あなたを覆う」ZIPANGメタルバンド・ThickFogの最新ミニアルバム「四葩(よひら)」。
四葩とは紫陽花のことで、その花言葉には様々な形で「愛」が用いられていたりします。
このミニアルバム「四葩」もまた、ヘヴィーメタルを中心としたそれぞれの楽曲に、それぞれの形で「愛」について触れた歌詞が乗せられた作品になっています。

アーティスト情報

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