四葩のジャケット写真

歌詞

花火

ThickFog

「明日は夜空もきれいなことでしょう」 ラジオの女性(ひと)が言い切る

リスナーの恋人と呼ばれる彼女は 誰と夜空を見るのだろう

バスケ部のキャプテンは頭も良くて先生のお気に入り

その隣りで微笑む君に 声を掛ける隙なんてない

夜宮の町を濡らす小雨は まるで僕の心の涙

今年も結局いつものあいつらと 僕は花火を見るのだろう

さびた自転車をカラカラ鳴らして 神社の向こうへ走る

運良く浴衣を着た君に 出逢えることを夢見ながら

赤くれないの燃える花火が 夜空に姿消す前に

いつか君の可愛い爪した手をつないでみたいと 願うんだ

赤くれないの燃える花火が 夜空に乱れる下で

冴えない野郎ばかりの集まりがみんなで「たまやー」って笑った

やがて花火の打ちあがる音が 闇に吸い込まれたら

締めにりんご飴でも買おうか? いやいや焼きそばがいいかな

  • 作詞

    桃胡 雪

  • 作曲

    ZAKI

四葩のジャケット写真

ThickFog の“花火”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

日本の文化を世界に届ける、「あなたを覆う」ZIPANGメタルバンド・ThickFogの最新ミニアルバム「四葩(よひら)」。
四葩とは紫陽花のことで、その花言葉には様々な形で「愛」が用いられていたりします。
このミニアルバム「四葩」もまた、ヘヴィーメタルを中心としたそれぞれの楽曲に、それぞれの形で「愛」について触れた歌詞が乗せられた作品になっています。

アーティスト情報

"