ひとりぼっちの恐竜 (feat. 鏡音リン)のジャケット写真

歌詞

ひとりぼっちの恐竜 (feat. 鏡音リン)

猫背

ひとりぼっちの恐竜が静かに眠っている、

不思議な夜の話をしようよ。

尋ねてみれば恐竜は毛布に包まって、

私の様子を伺うだけだった。

何億年も前に失ったあの藍を、

綺麗な侭でずっと残せたら、

永遠に変わってゆく。

化石にはならないで。

しあわせを憶えていて。

思い出の底に埋まって、消えないで欲しいだけ。

視界がぼやけるのは、優しい熱の所為だった。

歪な生命が滅んでしまう迄、

忘れたくないから。

彗星みたいに一瞬の幸福を過ごしている。

ふたりぼっちじゃ淋しくもないよ。

尋ねてみれば恐竜は天国へ征くんだって。

私も優しく頷くだけだった。

考古学者でさえも解けぬような約束を、

褪せないようにずっと守れたら、

永遠は叶っていく。

憂鬱にならないで。

ゆめうつつを思い出して。

淋しさと踊るふたりだけの国へ逃げるのさ。

視界に映る君の、優しい熱だけ抱いていたい。

虚ろな人生に花を添えるように、

祈っているだけなのに。

化石にはならないで。

永遠を憶えていて。

心臓の底に燈って燃えている灯火で、

視界がぼやけるほど確かな蜃気楼だった。

ふたりの運命が終わる筈ない事、

解っているんだ。

地球消滅の数秒前も、

欠伸をするほど呑気な

君の性格が羨ましいよ。

宇宙誕生後何億回も、

ふたりが生まれ変わっても

変わらない温度を捜すから。

「ふたりでいよう。」

  • 作詞

    猫背

  • 作曲

    猫背

ひとりぼっちの恐竜 (feat. 鏡音リン)のジャケット写真

猫背 の“ひとりぼっちの恐竜 (feat. 鏡音リン)”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

  • ⚫︎

    ひとりぼっちの恐竜 (feat. 鏡音リン)

    猫背

Artwork : まだら醤

アーティスト情報

"