

濡れたサドルのままで乗り込んで
これでもかとペダルを踏みつけた
逃げ出してった 雨を追いかけて
わざわざ水たまりを踏み込んだ
電柱が等間隔ですぎる
横を通るたび足で合わせる
昨日の雨でぺたんとひしゃげた
新聞紙が籠にはりついてる
アスファルトの 隙間から
タンポポが 飛び出した
ぐーんと伸びろ タンポポ
タンポポ たんぽぽ
「せかまおてべすらなとこのまるく」
トラックの文字を逆から読んで
泣き出しそうな一つ手前で
冷めた気持ちも 少し持っていた
濡れた学生服の背を追って
追い越した後 少し振り向いて
このまま自転車漕ぎながら
あいつに謝りに行こうか
夕暮れのカラスを指で撃って
電車の中の人を目で追って
人には過去しかないんだと
口を大きく上げて言ってみる
厚い雲の 隙間から
太陽が 飛び出した
突き抜けろ 太陽
たいよう たいよう
せかまおてべすらなとこのまるく
トラックの文字を逆から読んで
泣き出しそうな一つ手前で
冷めた気持ちも 少し持っていた
冷めた気持ちも 少し持っていた
- 作詞者
良元優作
- 作曲者
良元優作

良元優作 の“たんぽぽと太陽”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
ペンノレ
良元優作
- 2
京阪電車 (Cover)
良元優作
- 3
春の虹
良元優作
- 4
道間違える
良元優作
- ⚫︎
たんぽぽと太陽
良元優作
- 6
水滴
良元優作
- 7
銀行の鐘 (Cover)
良元優作
- 8
天ぷら
良元優作
- 9
帰り道
良元優作
- 10
ゆうれい
良元優作
- 11
サンバレー
良元優作
前作『へたくそな唄』から9年ぶりのfull albumを自主レーベルよりリリース。
日々のライブの中で歌う曲を中心に全11曲を収録。全曲にゲストミュージシャンが加わり、代表曲のひとつである『帰り道』はpug27のアレンジによってフォーク調であったものがロックステディへと変化を遂げていたり、韓国民謡、JAZZ、ボサノバ風、funk調、8ビートなど、良元優作の弾き語りの音の世界がさらに広がったアルバムとなっている。
主に大阪の自身のスタジオで一年かけて録音を行った。
アーティスト情報
良元優作
良元優作/yoshimoto yusaku 大阪を中心に日本全国でライブを行う。 ギター、ピアノ、アコーディオン等を弾き 歌う。世代やジャンル を超えたミュー ジシャンと交流を持ち、落語家や映画監督、アナウンサーなど、 他の芸能分野からのファンも多い。 最初に作った歌《満月の手紙》は故・中島らも晩年の愛聴歌だったという。 2020年4月以降はコンスタントにスタジオライブをyoutubeより配信している。 2023 年 5 月にアルバム『bōkyo』を発表。新譜とともに全国ツアーを展開中。 アルバム『bōkyo』収録メンバーでのライブ演奏も行っている
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