歌詞

触れただけで狂ってしまうような

繊細な時計の針を見つめる目は

優しい色をしているのかな

回り続けた時を思う

代わり映えしない日々は

もう過去に去って

得た加護に縋って

いま祝ってる ささやかな祭典

時の狭間に立って

終わらない幻想を歌うの

進み続ける世界の中で

立ち止まらない人波の中で

じっと佇む私の姿を

あなたの瞳の奥に残して

静かに大地を削り続ける

全てを見てきた川の流れは

どうしてあんなに優しいのかな

隣で歌う君を思う

僕らの立っている場所は そう

重なり合っているようで違って

触れようとしたって すり抜ける関係

時が経っても美しいままの

幻想を歌うの

変わり続ける世界の中で

立ち止まらない人波の中で

変わらぬ 変われぬ 私の姿を

あなたの瞳の奥に残して

現実と青春の

グラデーションをつないで

混ざり続ける世界の中で

立ち止まらない人波の中で

色に染まらぬ私の姿を

あなたの瞳の奥に残して

終わることのない青春に

止まることのできぬ僕と

君を繋いだ音 紡いだ言葉

語り尽くせぬほどの思い出を

回る時計とまた一歳

繋がるメビウスの果てまでも

尽きることないこの想いで

何度でも祝おう この日を