Lyric

夜空またぐ月が　のろまなsad city

通りかかったフリで押しかけたドア

「どうせまたどこかで

フラれたんでしょう」

子供包むようなお見通しのスマイル

あの夜 君を引き止めてたら

こんな事にはならなかったね

アールグレイを注ぐ横顔に

遠く埋もれてた

穏やかさ込み上げる

まるで時間が止まっていたように

変わらないままの　my Holy Mother

虚しさ解いてく

ボリューム細くした

深夜のテレビを　目の置き場にして

時は流れて行く

どうしてもっと2人 熱かった頃に

こんな風にして

いられなかったんだろう

思わず「今いい人いるの？」と

聞きそうになって　すぐ飲み込んだ

１人になってからの方が

窮屈なときを　幾つも味わってるよ

今の自分のままあの夜に

戻れたら君を

思い切り　引き止めるのだろう

そろそろ夜も明ける頃だし

帰るよ君のいない自分に

アールグレイを飲み干しながら

立ち上がるボクの襟元直したり…

ドアで見送る柔らかな目に

ボクの背中は

どんな風にうつってるのだろう