「ねぇ、あの空から光が降るなら」
どんな色で君を照らすのだろう
願いとどめた夜に抱かれ
眠った日は言葉もなく
触れた心の知らないまま
刻む夢の片隅より
「もう、さよならだね」君が呟いて
そっと白く消えた淡い印
一人歩いた海も
君を攫った夕も
風に混じった春も
忘れたら同じだ
流れた血の数さえ
知らないままの僕も
色を嫌った空も
旅を続けた
終わりのない
夢の中をただ駆け抜け
過ぎ去る糸の続く果てを
迎えに行ってよ、遠く霞む
光を絶って、影を絶って、
何もない、と泣いて
笑って吐いた君の声
痛みはもう忘れて
答えの済んでしまう前に
問うて、ずっと踊ろう?
止まったままの針を取って
「僕はもういないよ」
鮮やかなまま明くる朝は
終えた旅の帰路を辿る
この世界から君の命を見つけたとき
鍵が開く。
白く昇った息を吐いて
空をもっと染めて
わからないことばかりって
世界を笑って
痛みのない夢を描いた
日々ももう忘れて
さよならなんて無かったって
涙だって終わりを
今、漂った。
- 作詞
朝の光
- 作曲
Rist
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ホワイトアウト (feat. 朝の光)
Rist
アーティスト情報
Rist
ポストロック、ポストクラシカル、エレクトロニカ、アンビエントなど様々な音楽の影響を受けて楽曲を制作するようになる、心象風景を描く様な楽曲が得意として映像音楽なども手掛ける。
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朝の光