Homeopathyのジャケット写真

歌詞

花束、6月、アクアリウム

如月ましろ

6月僕は 水彩に染まった

帰る場所なんか どこにも無かったな

花束を抱いて 誰一人いないよ

凡ては自分の せいだと知ったのに

清く正しく なんてのは嘘でしょ

一人ずつ消えて いく謎のゲームに

私を匿う ただ一つの絵画

わざとらしくて 胸が痛いんだ

深い海に消えて 行く方がマシです

どこまでも落ちてく 何も知らないのに

いずれ骨になって 消えるでしょうけど

その時まではどうか 許されていたい

僕に意識があるのならば 君の事は忘れないけど

堕ちるころにはすべて消えて 6月 花束 アクアリウム

波打ち際に 果てた翡翠の目と

萎れてしまった あの夏のプリムラ

嗚咽を漏らして 反応を求めて

冷えた皮膚からは 21g

記憶をたどる 遊びをしていた

軋む砂色の 空だけを見ていた

孤独を装おう 私の左心房

涙は有毒 どうかこのままで

深い海に消えて 行く方がマシです

どこまでも落ちてく 何も知らないのに

いずれ骨になって 消えるでしょうけど

その時まではどうか 許されていたい

首のない私とあなたは そこで永遠に居座るだけ

流れ着いたのが地獄の花 6月 花束 アクアリウム

さながら私は 溺れ死んじまった

「可哀そうにね」と掛ける声もないが

鯨の骨が 妙に心地よくて

控えめに言って ここは還る場所だ

  • 作詞

    如月ましろ

  • 作曲

    如月ましろ

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アーティスト情報

LUCY LOVE records

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