剣聖少女 (feat. 重音テト)のジャケット写真

歌詞

剣聖少女 (feat. 重音テト)

鳴木素数

来たる初陣の黎明

紅く染まった掌

二度と帰らぬ純粋

指先はずっと震えてた

虹色が好きだった

僕はここにはもういない

瞳が鈍色に染まり

青空はもう見えなかった

屍の首に遺された

ロケットに写る恋人の写真

着てる服や

食べ物や

国が違っても

同じ蒼穹を見上げてる

だからお願い

最強無敵の刻印を

もっともっと

意気地なしの僕が

このまま逃げ出さぬように

最果てに向かう道の中

ずっとずっと

心の中に閉まった

無邪気と巫山戯る僕が

セピアの空を見上げて

黄昏ていた

好きなものは苺、

ぬいぐるみ、お人形

剣聖のイメージを

穢してしまうものだから

すべて忘却の彼方

本当の僕はもういない

可愛くてお気に入りの

髪留めももう使えなかった

王の都 眩しい笑顔や

溢れる食糧や煌めく宝飾品

戦場で絶えず流れる怨嗟は

永遠にここへは届かない

だから怖いよ

敵前逃亡決め込んで

そっとそっと

頬を伝う涙

孤独を誤魔化す魔法

内緒で街まで繰り出して

やっとやっと

苺入りのクレープ

きっと最後になるから

こっそりトイレの中で

かぶりついたの

等しく降り注ぐ雨

涙の場所は分からない

転生輪廻の先にある

きっときっと

普通の生活

去り行く日々

微風 戦ぐ髪

全身全霊込めた剣

きっときっと

二度と剣聖など

この世に生まれぬように

笑顔で溢れる世界線

いつかいつか

心の中に閉まった

無邪気と戯れ合う僕が

秋桜を眺めて

微笑んでいた

  • 作詞

    鳴木素数

  • 作曲

    鳴木素数

剣聖少女 (feat. 重音テト)のジャケット写真

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    剣聖少女 (feat. 重音テト)

    鳴木素数

今この瞬間、世界のどこかで戦っている親愛なるすべての人へ

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