歌詞

あまいミント

ぬるいミント

…それ、わたしじゃない

くちびるに

ミントの味がした

でも、なんか

甘すぎた気がして

それ、わたしのリップじゃない

ぬるくなってたのも

たぶん、気のせいじゃない

どっちの味だった？

君がくれた　そのキスは

わたしじゃない気がしたのに

なんとなく　うなずいた

ぬるいミント　ぬるいミント

君がいると　ほんのちょっと

ぬるいミント　ぬるいミント

わたしの匂いで　うわがきしてた

君のくちびるに　いたのは

たぶんまだ　わたしじゃなかった

つめたかった

最初のキスは

わたしの香水だけが

たぶん、浮いてた

誰かの体温　のこってる

なじんだ唇に

わたしの匂いを

ひとつだけ　足してみた

問い詰めるほどじゃない

好きだから　それでいいって…

でも、

どの瞬間から“わたし”じゃなくなったの？

それだけが　わかんなかった

ぬるいミント　ぬるいミント

まだ残ってる　知らない味

ぬるいミント　ぬるいミント

キスのなかで　ちょっと溺れてた

ちゃんと甘くしてたのに

わたしだけ

とけきれてなかった

…その匂い、

まだ　わたしの中に

残ってる