歌詞

花のワルツを踊り終えた

あのひとが微笑む銀幕には

拍手も歓声も届かない

祝杯はもう二度とは交わせない

鳥のようにさまよい歩き

風をその身に受け考えた

器を満たした弱ささえ

こんなふうに眺めを添えていた

見上げたことのある星はいくらもないだろう

幕が降りるその前に 始めよう

笑われて強くなる 旅人よ！

丘の上の教会から

真珠を拾って敷き詰めた

あの洞窟の隠れ家には

美しい線が光り流れた

レコードが燃やされたって

メロディは鳴り止まないぜ

抜け出そう 汚れた哀しみには

つかまりたくない 窓に頬を寄せ

あたたかくて いとおしい 僕らの夢が終わっても

ページを繰ることにして 進むだけ！