Lyric

逃げるように遠ざかる青を眺める

鳴かず飛ばず咲かず

チクタクと針は進むのに

街に染まれば傷も癒えて

この想いを閉じ込める理由を忘れてしまうから

溢れるばかりのこの初心を今

酷く抱きしめて離れぬように

あぁ！

もうどうやって閉じるだろう人生の終わり方だけ

この感情なんて死ぬ時は覚えてないだろう

そう感動も悲愴も自尊も羨望ももうくだらない

今だけはあの風を待つ

逃げるように遠ざかる青の残像

あの風すら此処にはもう吹かないのに

そう理想郷も辿り着くこと無く泣く

幻惑にもがいては惰性の始末

待つばかり追いかけることもなく

滲んでいくライラック

溢れるばかりのこの理想も今

甘く抱きしめて離さぬように

あぁ！

もうどうやって死ぬのだろう人生の面白味だけ

この絆創膏も心には貼れないんだから

そう本望も言えやしないいつだって籠る心根

いつまでもあの風を待つ

隙間風に靡く程に脆い

このハートも身体も投げ出せたら

振り出しに戻る様に貴方も

この世から消えゆくでしょう

あぁどうやって閉じるだろう人生の終わり方さえ

知り得ない私には聞きたくない史実

そう感動も悲愴も自尊も羨望ももうくだらない

今だけはあの風を

もうどうやって死ぬのだろう人生の面白味だけ

この絆創膏も心には貼れないんだから

そう本望も言えやしないいつだって籠る心根

今此処にあの風が吹く