

ああ、でも、私、とっても、あなたに逢いたかったのよ。
ねえ、もう、私達、二度と、あんな仏印の山奥なンて、行ける時ないでしょうね。
あすこで、二人で一生苦力になって、木を切って暮らしてもいいって話し合ってたわね
明日になったら、右と左に別れて、また、こんなとこで逢って、
あなたは酔って眠ってしまうンでしょう.....。
私は馬鹿よ。未来の事なんか考えないで、こうして、眼のさきのあなたにすがりついてる
なンて、馬鹿以外の何ものでもないわ。ね、そうでしょう.....。
あなたの恋もわたしの 恋も初めの日だけは
真実だった......。 あの眼は、本当の眼だった。
わたしの眼もあの日のあの時は本当の眼だった。
いまはあなたもわたしも うたがいの眼.....。
どうして、自分一人で、考えこどをしているの?
私にも、考えている事を、分けて頂戴! ね、半分頂戴.....。
貴方は、私なンか捨ててしまいたいのね?
私は、貴方に見放されたら地獄へ落ちて行ってしまうのよ。
私は馬鹿よ。未来の事なんか考えないで、こうして、眼のさきのあなたにすがりついてる
なンて、馬鹿以外の何ものでもないわ。ね、そうでしょう.....。
- 作詞者
林芙美子
- 作曲者
信之 NOBUYUKI
- レコーディングエンジニア
田山翔太
- ミキシングエンジニア
田山翔太
- マスタリングエンジニア
田山翔太
- その他の楽器
田山翔太

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浮雲 (feat. 大岸明日香)
信之 NOBUYUKI
1951年発表の林芙美子の最高傑作小説「浮雲」のヒロイン幸田ゆき子を描いた本作を小演劇の俳優 大岸明日香が歌い演じた。作曲の信之が描く「劇歌」である。多くの歌い手、演じ手にカバーして欲しいと願っています。劇歌のスタンダードになって行くことを願って。



