歌詞

空模様は雨

しとしとたらりん

満天にただよう水しぶきが笑う

むしむしはらりん

一粒おちるしずくが首筋くすぐる

かつかつスタスタ

どこへ向かうのそんな急いで

空から見てごらん

ほらこんなに

きらりとひかる一面のハスの皿

雨粒が跳躍するカラフルな舞台

灰色のコンクリートを照らせ

雨傘の群れが織りなす無限郷

かたんことんゆらゆら

そっと顔をのぞかせる

あじさいが愛おしいな

耳を傾けて

ほら聴こえるでしょう

ぽとりと零れおつ余韻

しとしとたらりん

しとしとゆらりん

しとしとはらりん

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「夏・2025」は、初夏から晩夏までを6つの情景で切り取った、ひと夏の記録です。
ホタルを追いかけて、友人とバーベキューをしたり。
梅雨は気持ちまでジメジメとさせるけど、目指す場所があれば心は曇らない。
七夕、溶けるような真夏、ふと蘇る遠い日の記憶…
移ろう季節に心を重ね、来たる秋を楽しみに。

Harurun
Harurun（はるるん）は、季節の移ろいや日常の情景を、Sunoを活かしながら楽曲にするアーティスト。2025年夏に活動を開始し、『炎夏』『十五夜』といった季節を描く楽曲や、『織姫と彦星』『籠の月』のように日本の伝説を現代風にアレンジした作品を発表している。さらに『こはく』『人にその怒りをぶつけるな』では実体験を色濃く反映。ノスタルジックで幻想的なサウンドを軸に、和の要素とロックのエネルギーを重ね合わせ、透明感とキャッチーさを兼ね備えた音楽世界を紡ぐ。
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