夏秋冬春EPとろりたみのろのジャケット写真

歌詞

ヤマイダレ

ろりたみ

寝転び微睡んでまた夢を見る

赤灯篭の並ぶ参道で 居眠り地蔵には鯰髭

けんけんぱ上る階段に 屋台店 べっこう飴

段袋持った女の子 横目に進むは獣道

古びた鳥居をくぐったら

誰かのお墓が建っている

引きずる魂と身体が腐ってしまう前に

いつもと同じ 僕はまた夢を見た

雨だれ無視して進んで砕けた

散らばるあの子を集めなきゃいけない

粉々の赤を飲み込んだら

僕はあの子と真っぴとつ

逆さまの影を落として悦に入る

汚い猫には近づいちゃいけない

首の縄文を愛してくれる

彼岸会(ひがんえ)また影を見る

砂天井見つめ寝ぼけ眼(まなこ) うたた寝 私は涎まみれ

読んでる途中の怪談と 窓は濡れ酸性雨(さんせいあめ)

揺れ頭押さえベランダに 枯れ木に水やれ錆び如雨露(じょうろ)

ぐっしょりと濡れた袖口と 右の手咥えたコケ坊主

見下ろした現実 僕の夢の中が外にあって

頬をつまんで 口は「また夢を見た…」

雨垂れの菱形に追いつかれた

散らばる人達の影だけ消えない

白色の光が指差した

人の頭にヤマイダレ

妬んだ地面に足を掴まれて

群がる影人(えいと)に応えてはいけない

犬も歩けば殺される僕は

現実またねまたねって

下向き矢印↓逆さま上向き↑

楽しいままで終われれば

良 い の に

目が覚め続く日常の中で

見下ろす目は空を見る

  • 作詞

    ろりたみ

  • 作曲

    ろりたみ

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ストリーミング / ダウンロード

  • 1

    夏の虫

    ろりたみ

  • 2

    五穀豊穣

    ろりたみ

  • 3

    冷たい手袋温めて

    ろりたみ

  • 4

    桜紙

    ろりたみ

  • 5

    紫空

    ろりたみ

  • 6

    室内機

    ろりたみ

  • 7

    カツオノエボシ

    ろりたみ

  • ⚫︎

    ヤマイダレ

    ろりたみ

  • 9

    信号が変わります

    ろりたみ

  • 10

    草原

    ろりたみ

  • 11

    夜戦

    ろりたみ

  • 12

    大きな暗渠

    ろりたみ

  • 13

    深夜徘徊

    ろりたみ

  • 14

    微睡み

    ろりたみ

アーティスト情報

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