

白い影俯く 月明りが覗く
無音の秒針が 視界の端で揺れてる
手を伸ばしても 何度繰り返しても
触れられない記憶が滲んで 戻れないことを告げた
景色だけが先歩きして 心は取り残されているのに
頭の端にちらつく予感にも 未だ手を付けられないまま
あの日の匂いが溶けてく まどろみの中へ
離れていく背の熱が 今も消えないで、と
また繰り返す思考の螺旋に 飲み込まれてゆく
名前も知らない感情が そっと手を引く
白い影揺らぐ 汗ばむグラス僕を映す
青い影 手招く空に浮かぶだけ
それでいいのに
またあの日の匂いが溶けてく まどろみの中へ
離れていく背の熱を 今も憶えていたいのに
繰り返す記憶の螺旋に 吸い込まれてゆく
名前も知らない感情が 僕の手を引く
導く
- 作詞者
Calune
- 作曲者
Calune
- プロデューサー
Calune
- その他の楽器
Calune

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nameLess
Calune
いつでもそこにあったものが、ある日ふっと消えてしまったとき。
悲しみや苦しみに足が止まってしまうけれど、気づかないうちにまた歩き出している自分がいる。
それが悔しさなのか、ただ忘れてしまっているだけなのかはわからない。
ただ、そっと手を引いてくれるこの感情の“名前”だけは、まだ知らない。
それでも、大事にしたいと思う。
いつかその名前を呼んで、「ありがとう」と伝えられるように。
