歌詞

何度走り抜けただろう右手には江戸川

足の爪が割れる感覚だけはわかった

なんでつらい思いまでして走るのかなんて

生きてる痛みを感じたいからなんじゃないのか？

ビーチサイドに住むことに憧れた

潮風も波音も黄昏時の乾杯も

鉄は錆びていくが裏腹に心は

綺麗になっていくような気がしてるから

これは誰かが聞くほどのことでもない独白

つまらなければ誰だってこんな風に毒を吐く

リリックは打ち捨てられたボロボロのサーフボード

みたいに消費されるものじゃないから

一言書いては消してまた書くノート

もっといい表現があるなんていつまでも思ってしまう

波打ち際の白い泡が引いて消えていくように

時間が溶けていくことに気が付けずに

HOOK

面影も残さないくらい

遠いところにいってみたい

海岸線の向こう側まで

なるようになった夢の国まで

そっち側にはどういこうか

かくなるうえは逃避行か

ポートに迷い込んだミズクラゲ

俺はポッと出のライマーで沈むだけ

メロウなフローは波音の調べ

マロングラッセにチョコレート

ビーチでセルフィー甘々のポートレート

黒と白にとろとろにとける

未だパーティができるほどの

仲の良さじゃあないけれども

ゲームの世界を飛び出したって

とっくのとうに認め合ってる

アロエの葉っぱは大きく揺れて

ジョニーは波に乗れず流された

傷つけあうことに何の意味もないが

曲がったことは許せまい？

日の光あびて飽きるまで潮干狩り

バーベキューの会場まで急ぎ足

チルで憩いでハイビスカスの酒でHIGHになる

幸せの形はそれぞれにある

HOOK

面影も残さないくらい

遠いところにいってみたい

海岸線の向こう側まで

なるようになった夢の国まで

そっち側にはどういこうか

かくなるうえは逃避行か

ポートに迷い込んだミズクラゲ

俺はポッと出のライマーで沈むだけ