歌詞

この世界ごと

消えて無くなってしまえばいいのに

浅い呼吸をした後に思い返せば

貴方の頬に浮かぶ笑窪が僕を待ってる

勘違いだった 雨音に掻き消されて

憂う暇も無いまま 帰路を急いだ

巻き戻したって あの日の朝に貴方はいないのに

まだ頭でリプレイを繰り返えしている

「もうちょっと優しくなってね」

愛想笑って 残した言葉

「あのね 私...何でもないや」なんてさ

情けないよね

涙を拭える言葉があれば

迷わず僕は貴方に宛てただろうでも

届かないから貴方がいた

足跡を辿るだけ

「今度いつ会えるの？」

指切りだけ残して僕は

そっと 去ってしまった

「またね」なんて

軽薄だねって

「私は貴方を待っていたのに」

目を逸らしていたんだ

何度だって貴方を傷つけてしまった

それなのに消えない消えない

刻まれた愛の跡

いつまでも逆さに回る秒針を

眺めていても貴方は戻らない

涙を拭える言葉があれば

なんて都合よく貴方に言えただろうか

きっと 期待していたんだ

貴方がまだ僕を愛してること

絡み合った糸を手繰り寄せて

貴方にもし 僕の願いを全部吐き出してしまえば

曖昧になっていた不透明な日々も

いつの日にかきっと答え合わせできるかな