

始発のホーム 息が白くなる
まだ街は 夢の途中
外灯が静かに揺れて
眠らない目が並んでる
ネクタイを結び直す人
作業着のまま帰る人
スマホに残る昨夜の通知
消せない後悔 消したい記憶
誰もが少しだけ
違う朝を背負ってる
同じ時刻 同じ場所
だけど行き先は それぞれで
言葉にしない想いだけが
ホームに置いていかれる
登戸発、4時56分
動き出す 小さな世界
これから起こる嫌なことも
まだ知らない 嬉しいことも
登戸発、4時56分
同じドアから乗り込んで
人の数だけドラマを乗せて
電車は今日へ、走り出す
夜勤明けの重たい瞼
イヤホン越しに流れる歌
大成功に酔ったまま
眠れずに来た横顔
誰かに言えない失敗も
誇らしい秘密も
この車両の中では
ただの「今」になる
笑う理由 泣く理由
ここでは誰も聞かない
だけど不思議と
一人じゃない気がした
登戸発、4時56分
朝と夜がすれ違う
これから戦う人も
今日を終えた人も
登戸発、4時56分
知らないまま肩が触れて
名もなき物語たちが
同じ揺れに身を預ける
[Bridge]
もしもこの一瞬を
誰かが覚えてなくても
確かにここにあった温度
確かに生きてる証
登戸発、4時56分
今日が始まる合図
昨日の失敗も 成功も
線路の向こうへ流れていく
登戸発、4時56分
また会うことはなくても
この朝を共有したこと
それだけで 少し強くなれる
ドアが閉まる
それぞれの人生へ
電車は 静かに加速していく
- 作詞者
RYO
- 作曲者
RYO
- プロデューサー
RYO
- プログラミング
RYO

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登戸発4時56分
RYO
**「登戸発4時56分」**は、JR南武線・川崎行き始発電車が動き出すその瞬間を切り取った楽曲。
これから仕事へ向かう人、夜勤を終えて帰路につく人、昨夜の失敗を引きずる人、大成功の余韻に浸る人──
同じ時刻、同じ場所に集まった見知らぬ人たちが、それぞれの人生を胸に乗り込んでいく。
この電車に乗るのは、ただの乗客ではなく「人の数だけのドラマ」。
静かな早朝の空気の中で交差する無言の物語を、淡くエモーショナルなサウンドで描いた一曲。
始まりと終わりがすれ違う朝に、そっと寄り添うような楽曲です。
アーティスト情報
RYO
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