歌詞

作りかけあなたの存在　見えないままで

冒した禁忌の一つに　強いられていた

「触るな」と言われて同化　恨まないでよ

悲しき霜月の悲恋　産まれないでよ

血みどろ涙橋　貴方　置きざっていく

花束は生まれぬ命　落とした涙

冷たい鳥籠の世界　光も亡くて

雪の花びらを抱えて　歩く二月の森　ずっと

祈りには程遠い　粉雪の揚羽

消えていく風花に　纏った死に化粧

まだ　まだ　止まないで

ほら　もう　春など来ないわ

良かったね　弔って僕を

救済を求めて逸脱　罪を背負って

凍てついたテノヒラ翳す　愛を求めて

何れ来る春の日差しが　僕を消すから

その前に契りを交わす　また会えるよう

神様と真逆の存在　幽世世界

青ざめた空気の祈り　落とした涙

降る雪で作った桜　綺麗すぎたの

其れを貴方に送るから　どうか受け取ってね　ほら

風花を集めては　この身を焦がした

消えそうな声で言う　置いていかないで

まだ　まだ　花束は　君に送ります

良かったね　弔って僕を

そこに居ない愛した我が子　名前を付ける

きっと愛してくれるはず　淡い期待と

ズレていく止まない冬の　白い色した愛

そして、またね。