

今日は一度も君を 思い出さなかったと
考えてる私は今でも 君だけを見ている
二人で選んだ壁紙の色は 本当はもう少し明るいのが良かった
これじゃまるで今の私みたいね
夜で塗りつぶした
灯りを消すみたいに 眠れたらいいのに
ずっとずっと同じシーン繰り返す
息継ぐ間もないほど 可哀想になるほど
君だけ
そう言ってた私は今 君だけがいない部屋で
必死に息をしてる
〜♪〜
金魚鉢の中から 二人を眺めている
覗き込んだ瞳に映った 私と言う過去
二人ですくった縁日の帰り 本当はあんまり嬉しくもなかった
君が好きなものなら好きになれる気がした
全て愛したかった
君をなくさないように 嫌われないように
きっとずっと怯えていた恋
大きな胸の中で 優しく髪を撫でて
君だけ
そう言ってくれていた事も
それが嘘だったって事さえも
全部消えてくれない
君を嫌いになる理由なら いくらでもあるのに
〜♪〜
掛け違えたボタンに 気付くのはいつだって
最後の一つになってから
誰かの髪を撫でて 優しくキスをして
君だけ
そう言って眠る君の事も
テレビを消すみたいに 終われたらいいのに
ずっとずっと廻り続けてる
小さな鉢の中で旋回する私は 君だけ
取り残された金魚のようで
きっとまた誰かの’’君だけ’’になれる日が来るように
今 必死に息をしてる
- Lyricist
Watana Besta SOCIAL club
- Composer
Watana Besta SOCIAL club

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kingyobachi
Saori Mizutani