Lyric

あまり人に言えない話

一人屋根の下で話す

走り回る君の影を

うらめしそうに僕は見る

無垢なままでいたい

変われないからだけど

誰かと誰かではできて

僕と誰かではできない

じっとこのままここにいて

春の雪のように消える

そんな風になるはずだった

汚れた手で

君をあのテラスに連れてくよ

サニーサイド

空に飛んだ白いボール

見上げている余裕もなく

折れかけてた細い橋を

幾度となく直しかえる

さびしい人を見ると

なぜか泣きたくなる

誰かと誰かではなれず

僕と誰かではなれる

書きかけてた古い日記

捨てずに今も置いてある

それでいいんだきっと動ける

きらめいてる

君をあのテラスに連れてくよ

サニーサイド

朝の日ざし　気持ち晴れて

炭酸抜けた味もしない

恥を隠し過去を見つめる

杞憂でしかない

まぶたこすりながら

二つの色が混ざり合い

やがて澄んだ黒になった

覚めないでと願う僕は

コーヒー片手に席を立つ

苦しいくらい喜んでよ

寄って離れ

君をあのテラスに連れてくよ

サニーサイド

サニーサイド