Lyric

あの日君と共に旅立った

何もなかった頃から同じような

レール外れた先の

景色見たいと言うから

あの日あなたと共に旅立った

期待と不安を胸に抱えて

そんな私の手を引き

あなたは前を歩いた

変わり始めた いつもの道が少しずつ

あの場所が待ってる 光り輝く

群青の空に煌めいた

ふわりひらり風のメロディ

熱を帯びて吹き抜ける

今春を告げるように

不意に君が僕を置いてった

君の歩く早さが少し早くて

だんだんとずれてく歩幅

心急かし蹴飛ばして

離れた距離が 今度は君が手を引いて

少しずつ近づく 想い重なる

喧騒の夜に駆けてった

あつくあまい風のメロディ

曖昧な心を溶かして

週明けに咲くふたり

いつか話していた

予想とは違っていて

孤独じゃなかったの

風見鶏たちに見守られ

あとは共に歩こう

宝島はすぐそこさ

群青の空に煌めいた

あつくせまる風のメロディ

熱を増して吹き抜ける

今春を告げるように

想像を超えて駆けていく

あつくあつい風のメロディ

ふたりを導く風見鶏

その温もりと共に