私は私の中で夜を造り
気付けば真っ暗闇の中にいた
置いてあったはずの懐中電灯も壊れ
一人で歩く事すらできなくなっていた
開いてみれば物事は単純で
複雑なものは何一つ無かった
三段盛りのお通しの
なめこが少ししょっぱすぎる
夜と和解して
もっきりの地酒を飲む
不幸な話に華が咲いて
柳町のアーケードは
湿ったままだった
人の心は分からねど
自分の心は知ってる
だから壁を作るのは簡単で
遠ざかるのも簡単だ
"苦"というものが
何処から来るかは知らないが
心の底で作り出す"苦"が
なにより恐ろしいのだろう
七号線を走る代行の中で
そんなもの思いに耽る
夜と和解して
もっきりの地酒を飲む
不幸な話に華が咲いて
柳町のアーケードは
湿ったままだった
- 作詞
鈴木 諭
- 作曲
鈴木 諭
鈴木 諭 の“夜と和解”を
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- 1
空っぽの青い犬小屋
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- 2
じゅんさいになった猫
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- 3
説話、カマキリの卵は決して虫籠に入れて持って帰ってはいけない
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- 4
生も死も畦道の上
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- ⚫︎
夜と和解
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- 6
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- 9
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- 13
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鈴木 諭
- 15
明日の準備
鈴木 諭
アーティスト情報
鈴木 諭
地獄の詩世界と秋田弁ブルースを唄う、ただの秋田県人。じゅんさい王国(旧・山本町)出身。2023年頭より弾き語りを本格始動し、代表曲である『犬の川』はライブ演奏を通し多数の人間から「これは犬の楢山節考だ」などと激賞を得た。 また秋田弁ブルースは「何を言ってるか全く分からないけど面白い」等の声を集め、ライブの重要要素の一つとなっている。
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