遠い昔の冬の空
迎えの家の
親戚のおばさんが死んだ
人の死に直接触れる事は初めてで
何もかも生々しく
笑って話してた筈の人間が
真っ白な布団に寝てる姿を
この冬の空を見てると
思い出すことがあるんだ
ああ寒い寒い
なんて寒いんだ
寒くて寒くてしょうがなくて
もう何も感じなくなったんだ
遠い昔の冬の夜
親戚のおじさんが
首を吊って死んだと聞いた
おかしな素振りは何もなかったと
みんなそんなことを言ってたけど
当たり前のような様子でいることが
思い詰めてることの
何よりの現れではないかと
僕は今でも思っている
ああ寒い寒い
なんて寒いんだ
寒くて寒くてしょうがなくて
もう何も感じなくなったんだ
- 作詞
鈴木 諭
- 作曲
鈴木 諭
鈴木 諭 の“遠い昔の冬の空”を
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- 1
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アーティスト情報
鈴木 諭
地獄の詩世界と秋田弁ブルースを唄う、ただの秋田県人。じゅんさい王国(旧・山本町)出身。2023年頭より弾き語りを本格始動し、代表曲である『犬の川』はライブ演奏を通し多数の人間から「これは犬の楢山節考だ」などと激賞を得た。 また秋田弁ブルースは「何を言ってるか全く分からないけど面白い」等の声を集め、ライブの重要要素の一つとなっている。
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