

この手で掴めなかった
いのちがある
この手をすり抜けていった
いのちがある
そんな情けない手なのに
ぎゅっと
握り返してくれる人がいる
この手が離してしまった
いのちがある
この手で救えなかった
いのちがある
そんな役立たずの手なのに
温かいねと
ほほ笑んでくれる人がいる
この手が離してしまった
いのちがある
この手が届かなかった
いのちがある
そんなどうしようもない
手なのに
涙を流し
感謝してくれる人がいる
ただ手と手が重なる
たったそれだけのことで
止まった時間が
動きだすことがある
ただ手と手が触れ合う
たったそれだけのことで
生命の鼓動を
呼び覚ますことがある
ただ手と手を握り合う
たったそれだけのことで
闇夜を白日に
変えることがある
だから今日も僕は
誰かの手を握る
きっと明日も明後日も
その次の日も
きっと来月も来年も
その次の生でも
僕は誰かの手を
握っている
祈りにも似たそんな格好で
僕は手を握る
祈りにも似たそんな格好が
いつか本当の祈りに
変わるまで
僕は手を握る
- 作詞者
SomAtic
- 作曲者
SomAtic
- プロデューサー
SomAtic
- ソングライター
SomAtic
- リミックス元のアーティスト
SomAtic

SomAtic の“手をにぎる - A Physician's Prayer -”を
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手をにぎる - A Physician's Prayer -
SomAtic
救えなかった命への悔恨、そして差し出された手の温もり。現役医師アーティストSomAticが、日々の臨床現場で抱く葛藤と祈りを旋律に乗せた、魂のレクイエムであり、再生の讃歌。ただ手を握る。その一瞬が闇を白日に変える奇跡を、あなたに。
アーティスト情報
SomAtic
ギリシャ語で「身体」を意味するその名は、表現者としての彼の原点である。日々、臨床の現場で数多の「身体(いのち)」と真摯に向き合う医師、SomAtic。 生と死、葛藤と再生。極限の人間模様を見つめ続ける中で、彼自身の身体の奥底から静かに、しかし力強く溢れ出た「言葉」が、一つの作品として形を成す。緻密に編み上げられた、生命の鼓動と共鳴する洗練されたサウンド。そこにあるのは、単なる感情の吐露ではない。医学的な視点と芸術的な感性が交差する場所で紡がれた、生命への深い洞察と慈しみである。医師として、そして一人の表現者として。 SomAticは、聴く者の心に寄り添い、日常の淵に微かな、しかし消えない光を灯し続ける。
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