歌詞

君が残したマグカップ

冷めたままの紅茶が沁みる

ニュースは何も、言わないけど

夢の中で声がしたよ

「大丈夫」って笑った顔

信じることで、守ってる

この街の雑踏の中

私はずっと独りきり

懐かしい、君の声

私の声に答えてよ。

独りの夜、イスタンブール

「おかえり」を胸にしまってるよ

スマホに残る、既読の「またね」

削除できない、その通知

離れた距離のせいにして、

今日も、眠れないまま

誰にも言えない想いだから

君の帰りを待ってるから

ページの隙間に挟んだ手紙

読み返す度、時間が止まる

君の瞳 見たいのに

写真じゃ本当のぬくもりじゃない

空に願いを、イスタンブール

「大好き」をずっと飲み込んでる

異国から、大きな船

なんだか、外が騒がしい

なつかしい声がする

夢じゃないよね？君の面影

涙で顔が、よく見えないよ

あたたかい笑顔、近すぎだよ・・。

歓喜が響く、イスタンブール

「おかえり」を今伝えるよ

紅茶の湯気の向こうには、

いつまでも、いつまでも、君がいる...。