Lyric

誰の足跡も残らない夜

記憶を拾うように歩いた

空気が透けて見えるほど

世界は静まり返っていた

昨日を脱ぎ捨てた靴が

まだ温もりを覚えている

見えない矢印をなぞるように

呼吸のリズムで進んでいく

すれ違った風の中に

知らない誰かの祈りを感じた

それがまだ　僕を前に押す

足跡はまだ乾かないまま

迷いながらでも　進むしかなかった

ミチシルベは　この胸の奥で

消えかけた声を呼び戻す

誰かの光にすがるより

自分で灯すために生きていく

闇の中で見つけた　小さな答え

誰かが置いていった夢を

拾って歩く帰り道

冷えた空気が頬を刺して

それでも痛みが愛しかった

あの日の自分に会えたなら

何て言葉をかけるだろう

「それでいい」って笑うかな

まだ続いてるって伝えるかな

終わらない旅の途中で

僕はやっと「僕」を知った

ミチシルベは　この胸の奥で

消えかけた声を呼び戻す

誰かの光にすがるより

自分で灯すために生きていく

闇の中で見つけた　小さな答え

痛みも希望も連れて

夜を越えていくんだ

ひとりじゃない　この鼓動が

確かに未来を示してる

ミチシルベは　この胸の奥で

消えかけた声を呼び戻す

誰かの光にすがるより

自分で灯すために生きていく

闇の中で見つけた　小さな答え

ミチシルベは　この胸の奥で

消えかけた声を呼び戻す

誰かの光にすがるより

自分で灯すために生きていく

闇の中で見つけた　小さな答え