歌詞

ねぇ　あの日の声はまだ　ここに残ってるよ

周りが走るSNS　通知音に追い越されて

「正解」探すスクロール　夜更けに光るブルーライト

履歴書よりも検索履歴　誰にも見せられない日々

夢と現実のあいだで　僕はまだ笑えているかな

正しさより　自分らしさ

擦り切れても　手放せないんだ

心の中　小さな炎

まだ消えてない

明日を疑うこともある　だけど今日を諦めない

希望なんて名前じゃなく　ただ生きたいだけ

この時代に置き去りでも　ひとりきりで泣いた夜も

君の声に背中押され　また歩き出せる

失敗をネタにできるほど　器用じゃない僕らは

いいねの数で試されるたび　心がすり減っていく

それでも交わした言葉だけは　嘘にならず残ってて

見えない明日へ投げるように　歌い続けるんだ

不安ばかり　数えていた

でも今なら　愛せる気がする

弱さごと　生きていける

この時代で

未来を描くことはまだ　少し怖くてもいいさ

歩幅合わせなくたって　僕は僕でいれる

声を枯らすほど叫んでも　答えなんて出なくても

ただここにいる証拠（くんしょう）を　残していたいんだ

♪

振り返れば　傷跡ばかり

でもその痛みが　地図になる

君と僕の　“今に見とけ”を

繋ぐ歌になる

涙で滲む世界でも　笑い飛ばせるように

くだらない夢の断片　君と繋ぎ合わせたい

たとえ誰に届かなくても　心が震えた瞬間を

この声ごと焼きつけて　ここに残すんだ

明日を疑うこともある　だけど今日を諦めない

希望なんて名前じゃなく　ただ生きたいだけ

未来を描くことはまだ　少し怖くてもいいさ

それでも歌い続ける　僕のすべてで

ねぇ　あの日の声はまだ　ここに残ってるよ