歌詞

静寂に溶けた街の声

途切れた記憶の残響

擦り切れた靴で歩いてきた

消えそうな夢を胸に抱いて

見上げれば　夜の隙間

かすかに滲む光

あと一歩、届くはず

壊れそうな心の先で

名前もない希望が

微かに呼んでいる

灯火の方へ　手を伸ばして

まだ見ぬ未来を信じたい

孤独の中で　君を探す

夜明けは必ず来るから

痛みを重ね　傷だらけでも

歩くことでしか進めなくて

風に揺れる影法師

それでも消えはしない

あと少し、繋げるよ

途切れそうな鼓動の先で

閉ざされた心にも

必ず光は射す

灯火の方へ　声を重ね

見えない明日を歌いたい

暗闇の中　君と共に

選んだ道を照らすから

♪

もしも全てが崩れても

君の瞳がある限り

僕はまだ　終われはしない

ここから始まるんだ

灯火の方へ　駆け出してく

震える心を抱きしめて

涙の跡も　意味に変えて

君と進む明日へ

灯火の方へ　何度でも

傷つきながら夢を描こう

この歌声が　響く限り

夜を越えてゆけるから

静寂を破る一筋の光

僕らを導く　灯火の方へ