継いだ酒蔵
継がなかった居酒屋
それぞれの苦しみ
それぞれの葛藤
ここに書き記す
それぞれの回答
継ぐも継がぬも自分次第
誰の為でもありはしない
やれることをやるしかないんじゃない ねえ
なんで継いだんだ それは気まぐれかも
あの人に会ってから 方法論のこだわりは無い
表現者として面白いモノを選んだだけ
誰にも登れない山を見つけただけ
でもさ でもさ 状況は最悪で
放置されるバブルの残骸の山
この状況を作った先人を恨むし
ゼロから始められる人を羨ましく思う
泥水を呑むのも 人から無視されるのも
晴れない日々が続いても 慣れてはいけない
思いっきり前傾姿勢で おでこが地面に着きそうな時に
少しづつ 少しづつ 聴こえてきた
初期衝動は確かに 浅はかなダークネス
夢に出てくるのは 暖かなサクセス
志や理念は 自分を叩くバットです
何が何でも ハートオブマッドネス
継ぐも継がぬも自分次第
誰の為でもありはしない
やれることをやるしかないんじゃない ねえ
誰も付いてこない理解もされない
誰の為 何頑張ってんだか分かんない
頼みごとを断れない性格がわざわい
皆さんの都合よく 生きてくのも限界
継ぐ気はあったし それなりにやった
親 兄弟 バイト 社員 のしかかるプレッシャー
良い時代基準の団塊の世代
話 平行線 なんも聞いちゃあくれません
俺は俺なり 先を目論み
このままじゃ終わると親に苦言
けど耳傾けん 若造の意見
もう沈んでく泥舟には乗ってられん
全部投げ出して店を飛び出した
別に俺がいなくたってなるようになるさ
俺は俺のやりたいようにやるって決めたんだ
縁もゆかりもねえ少し離れたこの沼津って街で
継ぐも継がぬも自分次第
誰の為でもありはしない
やれることをやるしかないんじゃない ねえ
継ぐも継がぬも自分次第
何もかもは手に入らない
やりたくなきゃやめちゃえばいいんじゃない ねえ
- 作詞
Doramaru, 高嶋一孝
- 作曲
Doramaru
Doramaru の“継ぐも継がぬも”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
Togo Beach Sunset
Doramaru
- ⚫︎
継ぐも継がぬも
Doramaru
- 3
Other Corner
Doramaru
- 4
眠れない
Doramaru
- 5
North Club
Doramaru
- 6
継ぐも継がぬも (BAKU Remix)
Doramaru, BAKU
自由が丘の居酒屋のあとを継ごうと10年がんばりましたが、色々あって結局継げませんでした。ですが、結局見ず知らずの土地に流れ着いて、なんだかんだで居酒屋をやってます。音楽もしぶとくやってます。人生なんて何があるかわかりません。まさか私がBAKUさんと出会ってKAIKOOから音源をリリースする事になるとは思わなかったし、沼津で出会って仲良くなったお酒を造ってる友達と40過ぎてラップするとも思ってなかったです。そんな色々あったわたくしのエッセイ集みたいな作品です。楽しんで頂ければ幸いです。
アーティスト情報
Doramaru
昭和52年製 自由が丘出身 沼津在住。パンク メタル ハードコア ガバなどを経て、パットメセニー、スクエアプッシャー等を知って、フュージョン テクノ ヒップホップ ドラムンベースなどの音楽に傾倒していく。プレイステーション「塊魂Tribute」(Leopaldon名義)やNintendo Switch「No More Heroes」に楽曲提供するなど、作曲家、プロデューサーとして活動しながらライブなども行う。 沼津で不定期開催のハードウェア機材オンリーパーティ「HARD OFF!!〜機材好きが大集合〜」を主催。 サンプラーとルーパーを駆使してギターやシンセ、フィンガードラム、ボイスなどを演奏しながらリアルタイムで楽曲を作り上げていくパフォーマンスはまあまあ見応えがあると思いますよ。 沼津で知り合った仲間達とバレアリックなユニット「感応式」を結成、アナログをリリース。 沼津でカレーと和食の店 魚鳥木(ぎょちょうもく)を経営。料理と音楽を作る日々。
KAIKOO