歌詞

啜り泣く声が囲む卒業式とか

涙無しに観れぬ映画泣けなかったな

でも心無いわけじゃない ただ胸は痛い

なんか気づけば悪役になってました

暴力反対の暴力に殴られ

感情的になるなと感情に潰され

「悪意をいじめる悪意」でいじめる

みんな同じ言葉喋ってて気持ち悪いな

「殴ったらばか 口悪きゃノータリン

怒りやすいひとはみんな白痴できちがい」

だから殴らず 言葉は謹んで

「もう死んで」って言いたいことだけ溜まって

また疲れる準備してる

傷付いた時すら笑ってしまうのだ

ごまかしであって傷付いてないわけじゃなくて…

ああもう なんだよ 分かれよ！

傷付きやすいことはつまり地雷原？

勝手に名付けられるくらいなら自分からそう名乗るよ

それでいいでしょ

うざったいのね

注目じゃなくて注意しか浴びれない

主人公じゃなくて主犯としか見られない

でも嫌われたいわけじゃない ただ報われない

なんでこうも悪い風にばかり捉えられるの

突き放され無視されるのは嫌だけれど

半笑いで背中押されるのも違うな

からかい？八つ当たり？馬鹿にしてるの？

「好きだから別にいいじゃん」って便利な言葉

「人に優しく 誰彼も嫌わず

迷惑をかけることなく生きていきなさい」

その言葉には優しくされず 好かれず 迷惑かけられ

言われたその時気付いた

これ痣になるタイプの傷だ

言っちゃいけないこと言っちゃおうかな

「言わなきゃ許される」と言えど思っちゃえば仕方ないし

聞こえているけれどわざと無視しようかな

こちらが悪いなんて言わずもがな百も承知だし

やっちゃいけないことやっちゃおうかな

そうすればみんなこっち向くし

不都合から逃げるのってずるいことかな

知るか！

勝手に不幸になっていろよ

無責任なままで笑いたい

ただ本音のままで愛されたい

左利きが珍しい？ 上の名が珍しい？

そんな話聞き飽きたし もっと強くあろう

悪役ってなんかかっこいいし

もうむかつくやつはみんな殺しちゃお

ごめんね 悪い役もそんな悪くないもんです

諦めも悪い私はかっこいいしさ

うざったいよね

でもやめないよ

もっとやってやろ