自分だけの地図のジャケット写真

歌詞

土にまみれた種

OTONARI

夜の静けさが深まり

遠いピアノの音だけが響く

今日という一日が

ゆっくりと影を落とすように

心の中の声がよく聴こえる

ざわめきは消え失せて

自分だけが残される時間

あの時の選択が間違いだったかと

何度も頭の中で繰り返した

もしもあの時 違う道を選んでいたら

なんて ありもしない絵をずっと描いてた

まるで心に刺さった棘みたいに

抜けない後悔が痛む夜もある

でも ふと気づいたんだ

不器用でも 情けなくたって

あの瞬間の自分なりに

精一杯だったのかも しれないって

綺麗なものばかりじゃない

誰かを傷つけた日もある

でも それも全部自分

なかったことにはできない リアルだ

後悔も痛みも抱きしめて

これが僕だけのストーリーなんだ

静かな希望のメロディーが

胸の奥でそっと鳴り響く

いまだ何も終わっていない

そんな手応えが確かにあるから

このまま物語を書き進めるだけ

汚れた過去じゃなく 土にまみれた種

駅のホームに立ち尽くしてたら

不意に聴こえてきたアコギの音色

誰かのプレイリストだったけど

その音にじんわりと涙が滲んだ

まるで大丈夫だよって

耳元で囁いてくれてるみたいだ

人知れず寄り添ってくれる音楽に

救われる瞬間がある Vibesだ

特別な才能なんて持ち合わせてない

誰かに大きな影響を与えられるわけでもない

ただ日々の生活の中を

少しずつでも前に進めようとしてる

でも それでいいんだって思えたのは

きっとあの過去があったからだろう

叶わなかった夢も

守れなかった約束も

失ってしまったものも全部

今の僕を作っている欠片だ

過去を受け入れるのは容易じゃない

何度も立ち止まりそうになる

でも それができた時

未来はただの空涡(くうわく)じゃなくなる

後悔も痛みも抱きしめて

これが僕だけのストーリーなんだ

静かな希望のメロディーが

胸の奥でそっと鳴り響く

まだ何も終わっていない

そんな手応えが確かにあるから

このまま物語を書き進めるだけ

汚れた過去じゃなく 土にまみれた種

小さな前進も大事な一歩

誰も見ていなくても 拍手がなくても

意味があるって信じていたい

明日また新しいページを開こう

それが昨日とあまり変わらなくても

物語は確かに続いている Futureへ

遠いピアノの残響音だけが残る

  • 作詞者

    OTONARI

  • 作曲者

    OTONARI

  • プロデューサー

    OTONARI

  • ボーカル

    OTONARI

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あなたの日常に寄り添う、OTONARIの音。
都会の夜を映すMelancholic Trap、心に響くEmotive Rap。hip-hop soulの温もりと、内省的ながらも希望を灯すリリックが、あなたのInner Flame(内なる炎)を揺さぶる。
孤独と向き合い、自分だけの道を探すあなたへ。OTONARIの音楽が、そっと隣で力をくれる。

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