Lyric

ゆうぐれのかぜが　あかくしみて

かじかむゆびさき　はんどるにぎる

おちばにうもれた　ほそいみちで

きみがわらった　いきはしろくて

ぶしつのにおい　まだのこして

「さむいね」って　こえをかけたかえりみち

あきのゆうぐれ　かたよせながら

こーともなくて　つよがってた

つめたいほっぺを　そっとふれて

ことばはいらず　ただならんでた

かげはのびても　あしどりはかるく

いしころけって　ちんもくをやぶる

つないだては　つめたくても

なぜかあたたかくて　はなせなかった

ほしがにじむ　よぞらのしたで

きみとあるいたひびは　むねにのこってる

あきのゆうぐれ　みじかいかえりみち

「かえりたくない」と　おもったこと

いまふりかえれば　えがおのままで

むねのおくに　まだあかりともりつづける