白い雲の手
また墜ちていた
きみのいない世界 何も変わらない日々に
いつか見た黒い夢に閉ざされる
灰色の空をただ見ていた。
空中を舞う。きみを求めて
宙を搔く。とめられないの
消えていく、絵の具のような意味を潰して廻っている。
心臓に問い質している。
くものうえの君に届きたくて
終わらない独白を壊したくて
二つを執りきれず溢してた。
侵食する呪いを書き換えた。
いつかの記憶は死んでしまって古びた新芽がないていた。
求める新しい器に縋るだけなの ねぇ
空中を舞う。きみを求めて。
宙を見る。もうもどれない。
ちかづいてく そらがひろがる
新緑の吐息に飲みこまれて身体が割れていた
水球になって歪んだ景色を取り込む。
雲に昇って破裂して溶けていく
組みあがっていく ひとつずつ思想もなく
繰返すくりかえす、
- 作詞
GESO
- 作曲
GESO
GESO の“空中”を
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