痛みのない世界なんて居なかって
傷口をただ水に浸けただけだった。
判らないんだ。誰が被害者なんかさ。
僕だけが加害者になればよかった。
呑み込んだ言葉をまた繰り返し、
水に流せたら誰も気づけないのに、
宙だけじゃ埋め尽くせない、孤独を抱えてしまった。
吐瀉まみれのまま進んでいる。
いつかはこんな世界の鎖も解けて
魔法みたいな明日が来るって信じさせてよ
繋がりあいたいのは僕だけだったのかな。
君を結晶にしたくはないんだよ。
吐き出してしまうと 線が切れそうで、
そっと息を呑み込んでいたよ。
君もあなたもいなくなれば それは変化とは言えないんだ。
薄れゆく世界で 記憶も閉ざして?
何をかえせていたかな。
もう壊れていて。
「壊されている」って。
他責だ。最低。「最低?」
おとなぶって待って、笑いかけてみても
あなたには ぼくはもう見えてないのかな。
こんないたみしって ぼくが消えることで
世界はひとつは完ぺきになる?
ぼくはあなたがおもっているほどはなんにも
つよくない。たえられない。
つよくない。
「たのしかった!」って夜、部屋で笑いながら
君に伝えること思うと、崩れてしまって。
そしたら、君はどんな顔をして聞いているのかな。
君は神じゃないのにさ。
ほんとは君ともあなたとも同じ時を過ごしたくて
これでも毎日妬き切れるぐらい考えていたんだよ。
時計を回すこと、終わりに名前をつけること
受け入れたのは全部 あなたの隣にも居たかったから。
僕がきっと間違えていたんだろう。
- 作詞
GESO
- 作曲
GESO
GESO の“いつか”を
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