届かぬ君への距離に目を逸らして、
飲み込んだ底は、ほろ苦く切ない。
焦げつく心の音像に耳を澄ませば、
染み込んだ床が後を引くばかりだ。
今も尚、過ぎ去って逝く時代や、
風景に追いつけないままでいる。
「通り雨みたいな白日ね!」
痛みさえ、愛しく、手放せない。
会いたい。会いたい。会いたい。
此の記憶の果てで又、会いたい。
永遠の途中。深い森を抜けた先。
やがて辿り着いたその場所で、
二人は運命的に巡り逢えたんだ。
再会の朝、冷え切った体温に…
忘れていたあの頃を重ねてしまい、
憶い出す様に僕は泣いたんだよ。
彷徨って、選んで、罰を受けて、
間違って、気付いて、皺も増え、
争って、笑って、小さくなって、
失って、築いて、日々を超えた。
透き通った感情に曖昧な曇空は、
通り雨、時々、約束。と、嘘。
痛みさえ、愛しく、手放せない。
苦しい。苦しい。苦しい。
此の胸の奥がずっと苦しいまま。
君の居ない。意味の無い。
そんな日々を愛おしく想えたら、
明日はもっともっと大きな、
人間になれるのかな、なんて。
そしてまた出逢えた時は、
仕舞っていた大切だって言葉を、
君に。君だけに云えたらいいな。
永遠の途中。深い森を抜けた先。
やがて辿り着いたその場所で、
二人は運命的に巡り逢えたんだ。
再会の朝、澄み切った青空は…
忘れていたあの頃によく似ていて、
今にも手が届きそうだったんだよ。
咲いた、咲いた。棺の中に咲いた。
巡り廻り。まだ、まだ。
月が照らす世を歩く。
巡り廻り。まだ、まだ。
次を照らす事も無い。
「あなたと過ごすした、
全ての時間が贈りもの。」
永遠の途中。深い森を抜けた先。
やがて辿り着いたその場所で、
二人が運命的に巡り逢えたら…
「私がいい。私になりたい。」
「また、あなたの隣がいい。」
その時、約束だった運命を歩もう。
永遠の途中。深い森を抜けた先。
「あなたよりもちょっとだけ…
先に逝くけど、泣かないで?」
「また、絶対に逢えるから。」
「生まれ変わりのその先も、
必ず、私を見つけ出してね?」
約束だよ____。
- Lyricist
heartphilia.E.merrybell
- Composer
heartphilia.E.merrybell
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custard wedding
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